奨学金が返済できなくて破産する人が急増中。破産しない方法とは?

専門学校や大学に通うには多額なお金がかかります。
お金持ちの家庭なら奨学金を借りずに通わせることができても、一般家庭にはかなりの痛手に。

さらに、かかるのは学費だけでなく一人暮らしするならその家賃・生活費も重くのしかかってきます。
数百万、数千万と奨学金を借りた後、万が一大学中退してしまったら残るのは多額な借金だけ。
大学を無事に卒業できても就職できなたっから、、、?

ここでは、実際に奨学金が返済できずに自己破産した体験談や
破産しない方法をご紹介いたします。

奨学金が返済できずに破産する人が急増

奨学金を返済できず破産する人が急増しています。

奨学金を借りた本人だけでなく親、家族にもそれはおよびます。
自己破産は過去5年間のトータルで1万5千人と、
だいたい半数近くが親や親戚が保証人だったそうです。

奨学金制度を担う日本学生支援機構が初めて朝日新聞に打ち明けた内容です。

無担保・無審査で借りた奨学金が重荷となり、破産の連鎖を招いている。 奨学金をめぐっては、返還に苦しむ若者が続出したため、機構は14年度、延滞金の利率を10%から5%に下げる▽年収300万円以下の人に返還を猶予する制度の利用期間を5年から10年に延ばす、などの対策を採った。だが、その後も自己破産は後を絶たない。

引用 奨学金破産、過去5年で延べ1万5千人 親子連鎖広がる

奨学金破産したくてもできない?!

奨学金は親族が保証人になってるケースが多いので簡単に自己破産できません。
返せないのなら「自己破産すればいいじゃん」と短絡的に考える問題ではないのです。

なぜなら、奨学金を借りる際に親または親戚に連帯保証人になってもらっていますよね、
破産すると親、家族、親戚、連帯保証人になってくれた人に請求がいくことになるのです。

親が連帯保証人になる方法・機関保証制度を利用する方法』の
どちらかを選んでいると思いますが、
自己破産が有効であるのは、「機関保証制度」を使っている人のみです。

保証人に迷惑がかかる

親が連帯保証人になっている場合、自己破産をして残った借金はすべて連帯保証人が、
一括で支払うことになります。
あなた一人が自己破産をするとしても、
その奨学金である借金の支払義務は連帯保証人になった親、
親戚に移るだけなので、家族全体での借金額は全く減らないというわけです。

「機関保証制度」を使っている人であれば
自己破産しても返済義務は保証会社が担う事になるので、
家族に迷惑をかけずに済みます。

親が連帯保証人になっている場合は、
親・親戚も払えないケースが多く親も自己破産せざる負えないこともあります。

このように何らかの形で連帯保証人に必ず迷惑がかかってしまうので
短絡的に「自己破産すれば済む」という話ではないのです。

 

画像元 朝日新聞デジタル

世帯年収が減り続け、親からの仕送り額は過去最低となっています。
そのため、2人に1人が奨学金に頼らざるをえなくなっているのです。

本来、奨学金は社会人になってから返済するものですが、
今、ご覧のように、返済しきれない人が急増。
自己破産に追い込まれるケースも、1万件に上っています。
引用 “奨学金破産”の衝撃 若者が… 家族が…

奨学金 破産しない方法をご説明します。

【奨学金自己破産】奨学金が返済できずに自己破産が急増!元銀行員が自己破産しない方法教えます!
上記の動画を参考にしています。

奨学金の返済に困っている人が増えているという事なので
元銀行員の視点で「奨学金を延滞なく返済する」という点についてアドバイスをしたいと思います。

※奨学金とは「貸付型の奨学金」と定義させていただきます。

貸付型の奨学金とは、必ず返済しなければいけない奨学金のことを言います。

まず奨学金の返済が困難になった場合、どのようなことが起きてしまうのか?
奨学金の返済が3ヶ月以上延滞した場合には
個人信用情報機関に個人情報が登録されてしまいます。

俗にいうブラックリストというもの。

個人信用情報機関に登録されるとどうなるか?

・クレジットカードが作れない
・住宅ローンが組めなくなる
・自動車ローンは組めなくなってしまう

というようなんデメリットが出てきます。

一度ブラックリストに載ってしまうと
延滞金を返済したとしても5年間その情報は登録されてしまいます。

その約5年間は住宅ローンは組めなくなったり、車が買えなかったりする場合があるんで十分に気をつけてください。

奨学金の延滞が3ヶ月以上続いた場合

奨学金をあなたに貸付つけている組織は
その組織があなたに対して奨学金を返してくださいと迫ることはありませが、

その代わりに専門の債権回収会社の方に業務を委託します

その債権回収会社があなたの職場や家に電話したり
自宅に訪問して延滞金を返済してくださいと迫ってきます。

この債権を回収する会社からの連絡を無視し続けると

「一括で支払ってください(繰り上げ一括返還)」というような請求が来ます。

その請求が来てしまうと条件交渉はできなくなってしまって
一括で返済できない場合であれば自己破産しか道がなくなってしまうことが多いようです。

絶対にその催促は無視せず、連絡があった場合には何らかの連絡を必ずしてください。
この催促が来たタイミングで奨学金を分割で返済できないかというような
交渉をした方がいいと思います。

その催促無視していると、分割にも応じてもらえなくなってしまいますので
気をつけていただければと思います。

奨学金返済できないなら自己破産すればいいのか?

自己破産をしてもあなたへの請求がなくなるだけで、
大半は親が連帯保証になっていると思うんですけど、

自己破産した場合保証人である親の方に一括で請求がきます。

親も一括で払えない場合に自宅を持っていれば売却される可能性もあり、
親も自己破産するケースが多い。

奨学金返済できないと思ったときの対処方法
必ず貸付を行っている組織に相談に行ってください。

奨学金の返済のタイミングでちょっときついな、
このまま今の金額返済し続けるのは難しいなって思った場合には

必ずその貸付を行っている組織に相談しに行ってください。

例えば延滞して困ってから相談しに行くとなると、
交渉の余地が無くなってしまう場合があります。

個人信用情報機関にあなたの個人情報が登録されてしまってブラックリストに
載ってしまうのでそのブラックリストに乗る前に相談しにいってください。

【リスケジュールをする】
返済金額だったり返済期間っていうのを変えることができるんですね。
現在払える金額に変更してもらう。

日本学生支援機構では災害・病気・経済困難、
失業などした場合には返済期間の猶予を願いでることができる。

なので、返済が難しくなったら前倒しで相談に行ってください。

実際に奨学金が返済できなくて破産した人の体験談

奨学金が返済できなくて破産した人の体験談をご紹介いたします。
大学を卒業しても就職できなかったら奨学金だけが重くのしかかります。
そんな切実な体験談です。

【体験談1】 500万円の奨学金が借金だと分かったとき

私の奨学金 破産の原点は産高校3年生のとき、学校で奨学金の手続きをした時でした。
保証人と連帯保証人が必要で、父と叔父がなってくれたのを覚えています。

しかし正直言って、当時は奨学金を借金だという風には認識していませんでしたし、
あまりよく分かっていない部分があり今思えばとても無知だったなと思いました。

私の場合、自宅を出て県外の大学へ行き、アパートを借りて一人暮らしをしていました。
借り入れ額は500万円でした。

500万円は大金だということは分かっていましたが、
就職すれば返済していける程度の金額なんだろうなと漠然と思っていました。

あの時のもしも私に奨学金が借金であることや500万円という金額が
どんなに大きいものかをきちんと説明してくれる大人がいたら、
もっと違った覚悟をしていたかもしれません。

私の就活したときは就職氷河期と言われた時代で、
たくさんの学生が就職できずに卒業を迎え、
4年制の大学を出たにも関わらずコンビニや居酒屋で
アルバイトを続ける人が大勢いた時代でした。

そして私もその中の一人でした。
私のバイト先は焼肉屋で、いくつも店舗を持っているようなところだったので、
社長は冗談交じりで「ダメならうちの社員になれ」と笑って言ってくれました。

いよいよ本当にヤバイとなったとき、私は本気で焼肉屋への就職を考えました。
そして卒業。

晴れ晴れとした気持ちなどありませんでした。
就職できないままで大学を卒業してしまった私に、
両親は地元に帰ってくるように言いました。

しかし私の地元は田舎で、就職はさらに少ないはずです。

私は焼肉屋のアルバイトを続けながら、生活しました。

奨学金の返済は、卒業から半年後に始まりました。

私は焼肉屋のアルバイトのシフトをたくさん入れてもらい、
とにかく返済できるように備えました。

手取りで10万程度のアルバイト代から、
4万円以上の返済額が飛んでいったときはとても悲しかったです。

家賃が払えないので、卒業しても仕送りは続けてもらっていました。

私の人生は、もうこの時点で終わっていたように思います。
アルバイトをしながらも、私は就活を続けていました。

ハローワークにも行きましたし、人づてに紹介してもらったこともあります。
そんな中で、やっと就職が決まりました。

しかし、就職が決まった企業は、一言で言うとブラック企業でした。

毎日残業があるのに残業手当は付かず、
1日のノルマが達成できなければ達成するまで帰宅は許されません。

体外的な責任を新人になすり付けて、
意味も分からず外部の人に怒鳴られることもありました。

私は出社が苦痛になってしまい、会社へ行けなくなってしまいました。
結果的に奨学金の返済を滞納してしまいました。
3ヶ月滞納したところで、督促の電話がありました。

その後、督促状が送られて来て、私は無職であることを申告しました。
返済を一時的に待ってもらえる制度を利用しましたが、停止している期間中に就職が決まらず、
返済を再開することができなかったのです。

私は奨学金について父と叔父に相談をして、自己破産をすることに決めました。
父も叔父も失う物は既になかったので、逆にやりやすかったとも言えます。

結果的には父も叔父も自己破産の申し立てをしたので、
返済義務は誰にもない状態となったのです。
自己破産が成立して、私はやっと奨学金呪縛から解き放たれることができました。

【体験談2】 奨学金をあてにした結果

私は服飾学校に通っていたのですが専門学校にしては
授業料が高い事で有名でした。

年間の学費は総額約150万円でそれにプラス、
授業で年間7~9着ほど洋服を作る布代、糸やファスナー等の備品、

もちろん衣装製作だけでなくデザイン画を塗る為の画材等も常に買い足さなくてはいけなかった為
とにかくお金がかかる学校でした。

都内で1人暮らしをするという事もあって家賃が6万5000円の所を借り、
食費と家賃を含め頑張って月に10万までには押さえようと計画をしていました。しかし、

服飾学校に入る前の数ヶ月間バイトをして実際に過ごしてみると
現実は全く違いとにかくお金がかかる事に気づきました。

高校の先輩もその服飾学校に通っていたので色々と情報収集をしてみると、
自分の想像より遥かに月のお金がかかっていました。

私は運が良かったのか、専門学校の奨学金を受け取れる基準をみたしており申請を行いました。

授業料40万ほどを借り、私はバイトをしながらお金を切り詰めていこうと考えていました。

実際に学校が始まるとリアルな学校生活が分かってきました。

ファッションに敏感な生徒がとにかく多く、
常に新しい洋服を買うような比較的裕福な生徒が多いように感じます。

留学生も多く、都内に住み食事は常に外食をするのが普通でした。
そんな中、私は初めのうちはバイトを頑張っていたのですが、
次第に授業のスピードが速くなり、出来なければ課題として出されてしまいます。

私は器用な方ではなかったので衣装製作に遅れを取ってしまい
バイトに影響することも度々あり日数を減らさなければなりませんでした。

それに加え、先輩たちの付き合いでファッション業界で有名な人が集まると言われているクラブへでかけたり、
その影響で洋服にもより気を使うようになり洋服を買い始め始めに自分が計画していた生活とは
遥かにかけ離れてしまったのです。

その結果
長い事支払いの期限に支払う事が出来ず、
自己破産に繋がってしまいました。

既に生活自体は苦しく学校どころではなく、

本来ならバイトを増やしていかなければいけない状態でした。
元々は親の反対を押し切って服飾学校に通っただけに
その支払いが親の元へいった時は何も言えませんでした。

学校が始まる前に既にバイトでお金は少しずつ貯めていたのですが
一瞬でなくなってしまった為、
親にすぐに返す事も出来ませんでした。

しかし、親はこのお金を払ってくれたおかげで
私はもう一度やり直しクラスの誰よりも早く課題にならないよう取り組み、
バイトも慣れてきた事もあり少しずつ増やして無事に卒業する事が出来ました。

今となってはあの時にたるんでいた自分が本当に情けなくてしょうがないと感じています。
将来、自分の子供が出来た時に奨学金 破産という事が無いようさせてあげたと思いました。

 

 

2016年にニュースでも取り上げられました。


ドキュメンタリー 奨学金破産の実態

返済を免れ続ける「裏技」がネット上に紹介される

はっきり言って苦肉の策。

期間を引き延ばすだけで、解決策ではありません。

卒業後に学費の安い通信制大学などに在籍して、返済を免れ続ける「裏技」がネット上に紹介され、問題になっている。返済延滞が社会問題化するなか、実際に裏技を利用する人も出ている。
通信制大学に籍を置いて返済を「猶予」するやり方が紹介されている。

引用 奨学金返済、逃れ続ける「裏技」 違法ではないが…

奨学金を借りて学校に通うと決めたら

将来、社会に出て「奨学金を返済し続けなければいけない」ということを頭の片隅に置いて就職活動をしたほうがいいです。

 

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